初心者でもはじめられる副業: ライティング業務により得られるメリット3つ(税務、スキル、ブランディング)

キャリア・スキル

こんにちは。飯田隆太です。(twitter:リュータ)

 

 私は副業として、各種セミナーや企業向けコンサルティング、個人のキャリア戦略相談など様々な仕事を請負っていますが、今回はそのなかでもライティング業務についてのメリットをお伝えします。

 

 最初は「記事を書くのは楽しそう」、「自分の書いた記事がインターネットで載るとうれしい」などの理由から、ライティング業務を始める方も、契約料などの直接的な金銭メリットは大きくないため、挫折してしまうことが多いです。継続することでこそ、ライティング業務は様々なメリットを享受できるので、これは非常にもったいないことです

 

 時間あたりの単価が高い仕事が多い副業の中で、大手メディア様との契約でも1記事あたり数千円、通常ならば1文字1円程度のライティング業務は、「おいしくない」と思われがちですが、見落とされがちな「隠れたメリット」も含めてご紹介します。

 

 ライティング業務で得られる主なメリットは、①ブランディングの観点②税務の観点③スキルの観点の3つです。それぞれ見ていきます。

ライティング業務で得られるメリット① – ブランディング

 大手メディア様で執筆させてもらうことで得られるメリットのひとつは、やはりブランディングです。私の場合は、セミナー業やコンサル業でも仕事をもらっていますが、その際に大事なのは、「信用」です。

 

 普通のサラリーマンは、企業に所属して、その企業の信用力を借りて仕事をします。それまで企業が培ってきた社会的な実績や信用があるからこそ、個人としての能力や信用をお客様から獲得していなくても、契約できることがあります。

 

 しかし、副業ではこのような看板がありません。これを補完できるのが、大手メディア様で執筆させてもらうことなのです。

 

 つい先日も、社長様とお会いした際の会話の中で、大手メディア様で執筆しているということをきっかけに興味をもっていただくと同時に、もちろん口には発しないものの、信用を得ることができ、企業向けセミナーを受注することができました。

 

 最初は、名前が載らない記事しか執筆できないかもしれませんが、実績を重ねることで大手メディア様とも契約ができるようになり、最終的には、お金をもらいながら自分の宣伝をできるようになります。

ライティング業務で得られるメリット② – 税務面

 ライティング業務では、安定した収入と一定期間の「業務委託契約書」を獲得できるのが大きなメリットです。

 サラリーマンが副業で事業所得として確定申告する場合、税務署からは事業の規模や継続性を見られますが、メディア媒体を持つ運営会社様と業務委託契約を結ぶことで、このうち事業の継続性に関しては条件を満たすことができます。サラリーマンが副業する理由の一定割合が、確定申告での節税だとすれば、収入と一定期間の「業務委託契約書」を獲得できるのは大きいです。

 

 私はセミナー、webコンサルや戦略、市場調査などの業務も個人的に引き受けていますが、これらの仕事は、基本的に「みずもの」であり、企業向けの場合は、お客様のお財布の事情や社内状況次第だったりします。

 セミナーも安定可動するまでは集まったり、集まらなかったりするもので、売上が立たなければ、「継続性」の観点から税務署より目をつけられる可能性はあります。しかし、大手メディア様と個別契約を結ばせて頂いているため、事業の継続性について疑問を持たれることはまずないでしょう。

ライティング業務で得られるメリット③ – スキル

 ライティング業務で得られるスキルを、一言でまとめると「コミュニケーション能力の向上」といえます。

 意外な言葉かもしれませんが、これがライティング業務で得られるスキルを最も端的に表していると言えます。

 ライティング業務では、読み手の立場を常に考えます。ネットメディアの増加に伴い。情報量は膨大に日々増えていますが、ユーザーが1日に使える時間は変わりません。

ユーザーに記事を選んでもらい最後まで読んでもらうには、女性ならどう思うか、私より若い20代はどう考えるか、などを常に考えます。

 

「読み手の文脈に沿って、わかりやすい言葉で伝えられているか」

 

「読み手の時間を奪わないように簡潔に情報をまとめられているか」

 

「読み手の興味がある情報から伝えられているか」

 

 こうした、様々な人の立場に立って考えることを繰り返すことで、本業や他の仕事でも自然と同じように相手の立場にたった効果的なコミュニケーションができるようになります。

 私の場合、本業が企業の財務部門なため、営業やIT技術部隊、経理、与信部など様々な立場の人と関わることが多いのですが、ライティング業務を継続的に行うようになってから、相手の立場を考えた効果的なコミュニケーションができるようになり、やり取りの時間は少なく、しかし内容は濃くすることができ、業務時間が短くなりました。

以上、ライター業務により得られるメリットのまとめになります。参考になれば幸いです。

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