『「一生に1度の大バーゲン」、世界の超富裕層が株式爆買い』の報道を検証

マクロ動向・指標考察

こんにちは。堤 国之助(twitter:kuninosuke1)です。

 

コロナショックは収まる様子を見せず、ニューヨーク・ダウを中心に世界の株式は下落を続けています。一方で、一部の大型投資家がこの下落を見て株式購入を始めています。今回は、今後の相場環境と数年に一度の資産家になれるチャンスを紹介します。

 

止まらない株価下落

 株価の下落が止まりません。ニューヨーク・ダウは3/16に一時$21,000を超えましたが、週間では下落し、3/20は$19,173で引けました。日経平均も17,000円を割り込み16,552円で取引を終了しています。コロナウイルスの患者数もとどまることを知らず、新型コロナウイルスの感染者が最も多い東部ニューヨーク州では、ニューヨーク市を含む全域で必要不可欠な一部を除くすべての事業者に対し、社員や従業員の出勤を禁じ、自宅待機を義務づける命令を出しました。一部では生活必需品の買い占めも発生しており、混乱は当面収まりそうにありません。

 

「一生に1度の大バーゲン」、世界の超富裕層が株式爆買い

Bloombergに『「一生に1度の大バーゲン」、世界の超富裕層が株式爆買い』という記事が掲載されました。当記事によると、世界各地の市場が混乱する中で、世界の超富裕層の一部は投資先企業の株式を購入していると報じられています。買い増しに買い増したのは、投資の神様ウォーレン・バフェット氏や、物言う株主として知られるカール・アイカーン氏で、合計10億ドル(約1100億円)以上を投じたことが分かりました。

 

過去、2003年の金融ショック、2008年のリーマン・ショックの際にも、下落相場をチャンスとして資産を増やした人がたくさんいます。今回のコロナショックもそれらに相当するだろうと思います。上述の投資家は短期投資でなく、長期投資を実践しています。雨以下株式市場はこれまで何度も相場暴落を経験し、そのたびに復活を遂げています。それは人口増加と世界市場のシェアによる経済成長が裏付けとなっているためです。今回の暴落も短期的に上下はあれども、長期的には株価は上昇していくでしょう。

私自身も先日、米国高配ETFであるSPYDを100万円ほど購入しています。また、国内株ではJT、三菱商事、三菱UFJ等を物色しています。これら銘柄は昨年から狙っていたものの株価が高値で推移していたため、待っていましたとばかりにポジションを上げています。

 

バーゲンセールでの立ち振る舞い方

もちろん株価が下落を続ける可能性は十分考えられます。一部のエコノミストの試算では、最大50%まで下落する可能性を示されています。現状、高値から30%程度の下落ですので、まだまだ底は深い可能性はあります。ですので、一度に全資金を投げ込むのではなく、時間分散と銘柄分散をしっかりと実施し、リスクをコントロールしながら投資を続けていく必要があります。

 

以上、『「一生に1度の大バーゲン」、世界の超富裕層が株式爆買い』の報道を検証になります。ご愛読いただき、ありがとうございました

 

 

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