Sales Mix – セールス・ミックス

製品別などセグメント(企業の収益単位を製品別、店舗別などに区分したもの)単位でCVP分析の考え方を適用すれば、セグメント別の収益性を適正に判断することができる。
複数の製品を生産している企業は、限られた経営資源を使って、どの製品に注力して製造販売していくかという意思決定を行う場合がある。その際の有効な概念がセールスミックス(製品ごとの売上高の組み合わせ)である。
セールスミックスでは、限界利益による分析が一般的である。たとえば、①複数の製品を製造している場合に、どの製品をどれだけ生産し、販売すれば、企業全体としての利益が最大になるのか、②生産設備の制約から、製品の品種を減らさなければならない場合に、現在生産している製品の中からどの製品の生産を中止することによって、利益の減少を最小化できるのか、というようなケースに、限界利益による分析は有効な情報を提供することができる。

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